実はお父さんお母さんも習っていた

 

プログラミン的思考

2020年度から小学校で必修になるプログラミング教育。
しかし、全国レベルで見ると、指導者や無線LANといった環境の整備が、まだまだ整っていない学校や地域も多いです。
今の子供達と数年後小学生になる子供たちの間に差が生まれないか心配です。

実はお父さんお母さんも習っていた

プログラミング教育と行くと新しい教育のように聞こえますが、地域などによっても違いますが、お父さんお母さんは中学校で「情報基礎」を学んだ方も多いでしょう。1998年に中学校では技術・家庭科で「情報とコンピュータ」が必修に、高校は普通科で「情報」が必修科目になっています。

より必要とされる時代に

政府は「日本再興戦略2016」で小学校でのプログラミング教育必修化を掲げ、これからの時代に対応できるIT人材の育成を義務教育段階から行うことを明示しました。
それを受けた文部科学省が2017年に小学校の学習指導要領案に盛り込みました。
2021年から教科書を一新し、さらに高度なプログラミング教育の必修化を予定していて、大学入試も関わってくるとのことです。

2020年度からの小学生が使う教科書は、文部科学省の新学習指導要領が例示する課題が掲載され、“触り程度”に落ち着いたという内容が新聞などのメディアで報じられました。

第一歩目の小学生のプログラミング教育としては無難ですが、この程度の内容で「プログラミング的思考」をどうやって深めていくのかは疑問です。

プログラミングの言語たくさんあり、使用する目的に応じて言語を使い分けます。ですので、プログラミング言語を小さい内に覚えても、大人になる頃にはよっぽど興味があってやり続けない限り、残念なスキルになってしまうことでしょう

子どもたちが将来、みんなプログラミングを必要とする職業に就くことはないですが、論理的に考えられるプログラミング的思考やプログラミングをトライアンドエラーしながら頑張る力、コミュニケーション能力、一から発送し必要なものを開発する力は、どの分野でも必要になものでしょう。

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